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2018上海·日本映画週間がまもなく開始!

2018年 5月 31日16:43 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 今年で13年目となる「2018上海·日本映画週間」は、第21回上海国際映画祭の正式イベントとして6月16日から6月25日まで開催される予定だ。NPO法人日中映画祭実行委員会によると、今年はオープニング上映作品の「いぬやしき」をはじめとする日本の人気作品8本を上映する。

 このうち「3D彼女リアルガール」(《3D女朋友:REAL GIRL》)と「イマジネーションゲーム」(《幻想游戏》)の2作品は、日本に先駆けて上海で先行上映される作品となる。また、この2作品は本イベントにおける「ワールドプレミア」として初上映される。

 オープニングセレモニーおよびオープニング上映は、6月17日に徐匯区にある新衡山電影院で行われる予定で、「いぬやしき」が上映される。佐藤信介が監督し、木梨憲武、佐藤健、本郷奏多などが主役を務めるSF映画だ。

オープニング作品の「いぬやしき」

 木梨憲武が演ずる犬屋敷壱郎は定年を控えた初老のサラリーマンで、医者から末期がんによる余命宣告を受け、生きがいを見つけられなくなっていた。しかし、ある日犬屋敷は、公園にいる時に落下してきた正体不明の異星人とぶつかり、体を破壊された。地球の秩序を乱さないよう、異星人は犬屋敷を機械の体に生まれ変わらせる。佐藤健が演じる高校生の獅子神皓は犬屋敷と一緒に事故に遭った。強大な力を手に入れたこの2人の男たちのそれぞれの思いが激しく交錯していく。この映画では佐藤健が初めて悪役に挑戦している。また、開幕式後には舞台挨拶も予定されている。

先行上映作品の「3D彼女リアルガール」(上)と「イマジネーションゲーム」(下)

 一方、英勉監督による「3D彼女リアルガール」と、畑泰介監督による「イマジネーションゲーム」は、ワールドプレミアとして上海で初上映される作品だ。「3D彼女リアルガール」は同名の人気コミックに基づき、リア充美少女·五十嵐色葉と恋愛経験ゼロのオタク男子·筒井光の純愛を描いたロマンス映画。そして「イマジネーションゲーム」は、ネットの世界で日常とは別の顔を持つキャリアウーマンと主婦がひょんなことから出会い、人間の表と裏が交錯しながら大きな事件へと発展していくさまを描いたサスペンスである。

「犬猿」、「先生!、、、好きになってもいいですか?」、「去年の冬、きみと別れ」、「きみの声をとどけたい」

 これら3つの作品のほか、「犬猿」(《犬猿》)、「先生!、、、好きになってもいいですか?」(《老师!我可以喜欢你吗?》)、「去年の冬、きみと別れ」(《去年的冬天,与你分别》)、「きみの声をとどけたい」(《想要传达你的声音》)、「今夜、ロマンス劇場で」(《今夜在浪漫剧场》)の5作品が上映されることが決定している。このうち、「今夜、ロマンス劇場で」は、今年4月に開催された第8回北京国際映画祭の「日本映画週間」の上映作品の一つでもある。

「今夜、ロマンス劇場で」