11月25日(金)より「名探偵コナン純黒の悪夢」が中国全土で上映されることとなり、24夜、上海で初公開した。監督の静野孔文氏がステージに上がり、コナン君と一緒に決めポーズを披露した。「この作品の最も大きな見所がアクションシーンにある」と紹介した。

　『名探偵コナン純黒の悪夢』は、日本ででは2016年4月16日より公開された作品だ。『コナン』のキーワードである“黒の組織”を掘り下げ、そこにFBIほかCIAや公安警察が関与していくというストーリーが話題を呼び、シリーズ最高となる63.1億円の興行収入を記録している。ちなみに、コナンの宿敵·黒ずくめの組織の一員である謎の女性役を天海祐希が演じる。

　中国での同シリーズの展開は、日中両国において同年度内に最新作を公開するという、ユニークな取り組みが続けられている。このたびの『名探偵コナン純黒の悪夢』も日本における大ヒット同様に、中国においても旋風を巻き起こすことが期待されている。