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中国SF小説「三体」 ヒューゴー賞を受賞

2015年 8月 24日14:17 提供:東方ネット

中国SF小説「三体」 ヒューゴー賞を受賞

「三体」映画のポスター

  東方ネット24日付の報道によると、2015年ヒューゴー賞授賞式は昨日にワシントンでおこなわれた。中国人SF作家劉慈欣の長編SF小説「三体」はヒューゴー賞長編小説部門賞を受賞した。ヒューゴー賞は最も歴史の古いSF·ファンタジー文学賞であり、劉慈欣はヒューゴー賞を受賞する初のアジア作家である。

  「三体」は2006年5月から中国のSF雑誌「科幻世界」で連載され、2007年に重慶出版社によって単行本が出版された。同作は中国において最も人気のあるSF小説の一つとされ、2015年時点で50万組以上を売り上げている。また、本作は2014年11月に劉宇昆による英訳が出版され、これも複数のSF賞にノミネートされるなど高く評価されている。

単行本

  「三体」の紹介

  設定:小説の基本設定には、ニュートン力学にある古典的な三体問題を取り込んだものがある。とある三重星系には、生きと滅びを繰り返す三体星人があり、その中の最も新しい世代の三体星人は、地球文明の科学技術より数倍先端なものを有している。

  あらすじ:文化大革命の時、中国共産党中央委員会に直属する「紅岸基地」という、異星人を探すために作られた極秘基地があった。清華大学の物理学教授である父親が紅衛兵の批判を受け、死を強いられたのを目にした天体物理学専攻の女子大生葉文潔は、色々な事情でこの極秘基地に入った。彼女はそこで偶然に太陽の増幅反射機制を究明した。その後、彼女はこの機制を駆使して、密かに地球文明の情報が入った電波を宇宙に送り出し始めた。地球と最も近い恒星系の惑星に生きている異星人——三体星人がこの情報を受け取った。それから、三体の世界と地球の世界は、関わりを持ち始めた。

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