企業家インタビュー〜成功事例に学ぶ
ゲスト:三木秀隆
ゲスト:上海森茂診療所
副董事長・三木秀隆
Q:1.開業をお考えになったきっかけを教えてください。
A:私はかねてより医療もサービス業であると言う考えを持っており、それを具体化し たいと願っていたところ、14年前に森ビル様より上海のオフィスビルに駐在員とそ のご家族の為に診療所を設けてはどうか、とのお話があり診療所を開設しました。
Q:2.どのようなことから準備されたのですか?
A:まずは、事業のパートナー選定から始め、浦東新区の東方病院さんとの提携が実現しました。
Q:3.その後はどのような準備をすすめましたか?
A: 考え方を同じくするドクターや看護師さん他医療スタッフの募集をしました。
Q:4.どのような特色を作られたのですか?
A: 当初はアットホームな雰囲気を感じて頂く様にして「ここへ来てホットした」と言って頂ける様な診療所を目指しました。今回のリニューアルでは、中国の法律に従い、診療部門と健診部門を分離拡充し、特に日本の医療機器の良さや、健診部門での「検査結果の正確性」、「フレックスビューを通じた専門医師によるダブルチェック機能」を持たせ、皆様の健康診断結果の正確性向上と安心感を持って頂けるシステムを構築しました。
Q:5.開業してどのぐらい経過しましたが、今振り返って苦労された点はどのような点ですか?
A: 1998年に開業して以来13年を経過しましたが、サービスの向上に対しての継続が 苦労する点では無いかと思います。
Q:6.企業家に何かアドバイスをいただけませんでしょうか?
A: 是非、上海森茂診療所を日本製品の良さを訴求するショールームとして活用頂 き、お互いにコラボレーション出来る関係を持ちたいと思っています。既に浄水器 ではメイスイ様と空気清浄器ではダイキン様とコラボレーションをしております。
Q:7.最後に今後についてお聞かせください。
A:中国の伝統医療である中医との結合を図り皆様の健康(メンタル部分も含み)維持と回復に貢献したいと思っておりますし、また「医」「食」「農」の連携についても 取り組んで参りたいと考えております。