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日系企業の動き
日本製明治粉ミルクで放射性セシウムを検出 上海税関では輸入記録なし
2011年 12月 7日14:41 / 提供:

  日本の共同通信が6日午後報じたところによると、日本の明治乳業が製造・販売する粉ミルク「ステップ」で1キロ当たり30.8ベクレルの放射性セシウムが検出された。同社は40万缶を回収し、無償交換するという方針を打ち出した。今回、回収する粉ミルクは賞味期限が2012年10月4日、10月21日、22日と24日までのものだ。

  上海市出入国検査検疫局が明らかにしたところによると、2010年からこれまで、上海税関では粉ミルクを含む日本製品を輸入した記録がない。テスコ、カルフール、聯華なども、明治粉ミルクの放射性セシウムが検出されたことを注目すると語った。

  現在、上海で販売される明治粉ミルクはオーストラリア製がほとんどで、撤去するかどうかが工商部門の通知次第だ。

  スーパー以外の淘宝網などネットショッピングで明治粉ミルクを購入した人もいる。淘宝側によると、すべてのネット店舗に日本製明治粉ミルクを撤去すると要求し、浙江省工商、食品監督管理部門に報告しており、次は関係部門の通知を待っている。

(編集:曹 俊)