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上海浦東が、千億元で「航空タウン」を造成
2011年 12月 3日14:56 / 提供:

 2010年8月28日、上海浦東の祝橋で祝橋大航空機組立基地が着工した。現在、工場が1軒1軒と立ち上げられている。2014年に就航し、2016年に使用される大航空機は、浦東発展の強いエンジンになるだろう。浦東は15〜20年をかけて、総生産1000億元以上、財政貢献が100億元以上の民用航空産業群を形成し、アジア最大、世界で有名な民用航空産業基地になることを目指す。

 中国商飛の組立製造センター浦東基地は、浦東国際空港南側の4本目、5本目の滑走路の延長線の間にある。全体の計画用地は約4000ムーで、建築面積が115.4万平方メートルに近い。同基地の現場指揮部には、青写真が張ってある。第1段階で、建設面積36万平方メートル、2014年までにC919大型旅客機の研究製造の保障とARJ21新支線航空機50機の生産力を実現する。第2段階で、建設面積34万平方メートル、2019年までにC919大型旅客機の150機の生産力を実現する。第3段階で、建設面積50万平方メートル、2025年までに、250カ所の双胴航空機の研究製造と年間生産力30機を実現する。

 現在、第1段階の建設では、C919大型旅客機研究製造プロジェクトの7カ所の工場に着工し、ARJ21生産プロジェクトの1カ所の組立工場を建設している。大航空機基地が浦東に進出したのは、先進製造業のグレードアップを強く確保した。浦東は大航空機の重要な街となった。

 中国商飛本部は、上海市浦東張楊路25号の中国商飛ビルに進出し、研究開発センターは張江に進出し、計画用地は1200ムー以上に達し、計画建築面積が50万平方メートルに近くで、現在、建設している。そして、組立製造センターは祝橋に進出するうえに、臨港産業区の民用航空関連産業基地と一緒に、ハイエンド、整備する航空産業チェーンが初歩的に形になる。

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中国商飛本部

 専門家によると、航空産業は関連産業に1対10の影響力がある。浦東経済情報委員会が明らかにしたところによると、今年1〜10月に、浦東民用航空の総生産は70%増えた。現在、張江の研究開発センターに200人以上の研究開発者がいる。

 今後、3000〜5000人の研究開発チームになる。祝橋組立基地だけで、従業員は2〜3万人に達し、周辺18平方キロに200〜300社の企業が配置される。今後、航空タウンは航空機の設計・組立と部品製造、民用航空ハイエンドの航空機搭載設備、民用航空エンジン、民用航空機ファイナンスリース、修理と改装サービス、民用航空工業観光、科学普及展示と航空展示という五つの面に焦点を絞る。また、外部と協力して、浦東、上海、揚子江デルタ地域、国内、国際という五つの協力圏を構築して、「5+5」の全体局面になる。

(編集:曹 俊 写真:中新社)