和太鼓のショーにつれて、公益財団法人東京観光財団と東京都が主催する「東京観光祭」が１８日、上海美羅城地下１階の日本風の街・五番街で開幕された。１３日から２０日までの「東京観光ウイーク」の重要なイベントの一つである。同観光祭は、和太鼓のショー以外に、東京観光の紹介、アンケート、ハローキティとの記念写真撮影、和服コンテスト、コスプレなどがある。１万２千人が訪れた。ほとんどの人は、新浪マイクロブログによって参加したという。

  「今回のイベントは４月に構想があって、１０月に準備を始めた」と、公益財団法人東京観光財団観光事業部観光事業課の秋田仁寿主任は話した。「上海は、日本が好きな人がたくさんいるし、東京に興味を持つ人もたくさんいる。東京をもっと理解していただくために、今回のイベントを開催した」と、同課の伊藤真奈美さんは語った。

資料を揃えるブース

東京観光祭のスケジュールを見る来場者ら

  ３月に東日本大震災が起きた後、日本に行く中国人観光客の数は減っているが、放射能漏れの恐れがあるだろうか。それに対し、伊藤さんは「東京は影響が少ないし、生活は以前と同じだ。放射能について、その他の国家の首都とほとんど同一レベルにある。たとえば、７日の東京の放射線量は０．０５２μSv/h、ソウルは０．１０９μSv/h、シンガポールは０．０７μSv/h、パリが０．０３０〜０．０７３μSv/hだ。東京に行きたい人は安心してほしい」と回答した。

和太鼓のショー

ハローキティのTシャツを着る女の子がハローキティと記念写真を

  関係者によると、今回のイベントはグルメ、ショッピング、観光を、主にＰＲする。観光ウイークの間で、上海錦江旅行有限公司、上海春秋国際旅行社有限公司など１１社の上海の旅行社と協力して、特選コース数本を出した。この間に予約すれば、小さなプレゼントが贈呈される。

（編集：曹　俊）